失 敗 談

表面が鏡のようにつるつるの歌碑を真正面から撮影し、家に帰ってよく見たら、自分自身がしっかりと歌碑に
写り込んでしまった。やむを得ず、もう一度撮りに行った。

歌碑を撮り終わって、車に戻ろうとしたら突然目の前に丸々と太った立派な“蜂”が現れて、しばしお見合い。
運良く刺されはしなかったが、それ以来車から降りるときは安全のため帽子をかぶるようにしている。

その日、最後の写真を予定通り撮り終え、時間が早かったので食事をしようと食事処に立ち寄った。その時に
カメラを持って行ったのが間違いだった。食事を終えて車に戻り、家路についたが、途中でカメラを忘れてきた
ことに気付き、あわてて食事処に戻ったが、カメラは誰かが持ち去った後だった。一応紛失届は出したが、結局
戻って来なかった。後日、再び同じコースを回るはめになってしまった。

美術館の庭にある歌碑を撮りに行った時のこと。行ってみたら、あいにく休館日。いやはや参ったなと思って
外から庭を見ると、なんと歌碑がよく見える位置にある。「これはラッキー!」と思い望遠で撮影し事無きを得た。
それ以来、写真を撮りに行く前には休館日は勿論、その場所の様々な情報を調べてから行くようにしている。

歌碑のある場所に着き、さあ撮ろうと思ってカメラの電源を入れたら充電量が残り僅か。さすがにこれは困った
が、通常は一つの歌碑につき角度を変えて4〜5枚撮るのだが、やむを得ず一つを1枚だけ撮ることにして、
どうにか予定通り撮り終えた。以後、撮影の前日には充電を忘れずにし、さらに充電用コードを持参している。


                    いずれも初心者故の笑える失敗談である。

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